冬枯れのブドウ畑とちょっとひねったワイングッズ達!

petitmatin2011-01-20


今日久しぶりにブドウ畑に行って来ました。
場所はジュブレ・シャンベルタン村。 ブルゴーニュの冬の名物詩の焚き火の煙があちこちに上っていました。
寒い畑から帰って来て、いつもの連想ゲーム的にワインやブドウ畑に関するアンティークを何となく並べてみました。

 
う〜ん、ダサいかなあ・・と、一瞬ひるんでから購入したブドウの葉っぱにチョコンとのっかったエスカルゴの灰皿
でも段々このキッチュさが良くなって来て、現在は玄関のテーブルに堂々と鎮座しています。
50年代のお遊び心あふれる灰皿です。
 
こちらは以前にも一度登場したカシス(黒スグリ)酒のPUB用灰皿。 
カシスは昔はブドウ畑の周りに沢山あったとか。
現在は存在しないディジョンにかつてあったカシス工場のPUBで、戦前の古い貴重品です。

 
超貴重品!! かつてディジョンにあった有名な高級食料品店が限定販売した戦前のレアもののお菓子箱
これを買った後、色んなプロやコレクターがみんな口を揃えて「凄い飲みつけたね」と褒めてくれました。
しかもこれを私は14歳のベテラン!コレクターから拝み倒して譲ってもらいました。
ワイン好きなら皆さんよくご存知のブドウ畑や建物が印刷されている楽しいものです。
フタには13世紀からブドウ畑があり、ブルゴーニュ・ワイン騎士団の本部が置かれているクロ・ド・ヴージョ城。
各面にも有名なヴィラージュが印刷されています。
左は力強い赤ワインを産出するポマール村、右は極上の白ワインのムルソー

左はナポレオンが好んだと言われるジュブレ・シャンベルタン村、左はブルゴーニュ最大のワインのお祭り「栄光の3日間」でワインの競りが行われる「オスピス・ド・ボーヌ」
写真が光ってしまっていますが、本物はもう少しはっきりと印刷されています。


昔の道具たち・・
パニエはかつてヴァンダンジュしたブドウをいれた籠のミニチュア版。 といっても長さ30cmはあり、パンやクッキーを入れるにはちょうど良い大きさです。
手仕事で造られた古い味わい深いものです。
パニエの下左はワインの入った木樽の注ぎ口(普段はフタをしておきます)に差し込んで水道の蛇口の様にしてワインを注ぐ為の道具です。 
右はご用済みなったブドウの古木を特殊加工したコルク抜き。 現在では便利でしゃれたコルクスクリューがあるのに、結構こういうクラシックなのを使ってるドメーヌって多いんです。

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     今回ご紹介したレアなお菓子箱などワインに関するアンティークにご興味のある方はメールにてお気軽にお問い合わせ下さい。 詳しい情報をお知らせします。

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