2012-01-01から1年間の記事一覧

博物館と同じコレクション持ってます!

ノエルに併せてディジョンにあるブルゴーニュ生活博物館(Musée de la Vie Bourguignonne)でcrèche(クレッシュ、キリスト生誕シーンの群像人形)の展示があり、お天気も良い午後からヴァカンス中の主人とのんびり見学して来ました。 この幻想的な建物が夕…

ノエルはロマンティックに・・作家もんのキャンドルスタンド

前回はボーヌの素敵なライトアップをご紹介しましたが、ディジョンも負けてませんよ。 「幸福のフクロウ」と並ぶディジョンのマスコット的な「白くまくん」が、なんとピンク色に染まってディジョンの凱旋門(ギョーム門)に登場しました。 この「白くまくん…

師走シリーズ・・アンティークのお買い物メモ登場

久しぶりにプライベートでボーヌをお散歩中、有名な「オスピス・ド・ボーヌ」の壁面で素敵なライトアップがありました。 オスピス内の「貧者の間」やヴァン・デル・ヴァイデンのミニアチュール(細密画)の一部、綺麗な色付き瓦屋根など有名なシーンが幻想的…

[:W300] もうすぐクリスマス(フランスではノエルNoël)ですね。 この写真はサントンsantonと呼ばれるノエルにキリスト誕生場面の模型に飾る人形です。 最近のオークション会場で見かけたもの。 こういうお人形を沢山集めて、キリスト誕生場面の群像を集めた…

12月に入った途端、雪が降る日が続き、いよいよブルゴーニュも長い長い冬の始まりです・・・ 先週末にディジョンからもさほど遠くない赤ワインとナポレオンの銅像で有名なフィサン村(Fixin)で10軒ほどのドメーヌが参加するワイン祭りがありました。 このレ…

寒い日には暖かいカフェを・・

「栄光の3日間」の期間中のボーヌの街での光のイベントです。 11月の第3日曜日のオスピス・ド・ボーヌでのワインオークションを中心としたブルゴーニュ最大のワインのお祭りに、パリからの団体のお客様のアテンドを担当していた時のものです。 今年は落選し…

無名でもお宝には変わりない・・50年代シリーズ

最近訪問したワイナリーDomaine Molinの可愛いノエルの飾りつけです。 後1ヶ月でノエルなのですね・・・ 時々ご紹介しているボーヌにあるシャキュトリー屋さんの最近のウインドー。 ここのジャンボンペルシエ(ハムのパセリ入りゼリー寄せ、ブルゴーニュの名…

我が家のお宝・・50年代を代表する陶芸家Blin

我が家のすぐ近くのディジョンで最も美しい公園の1つとされているダルシー公園の晩秋の風景です。 フランスは日本より紅葉樹が少なくて華やかさに欠けるのですが、それでも数種類の木々が赤や黄色に染まって道行く人の目を楽しませてくれます。 白熊くんはデ…

晩秋のクロ・ド・ヴージョ城とワイングッズ・・

11月に入ってからのブルゴーニュは冷たい雨模様で煙った様なブドウ畑の風景です。 ブルゴーニュワインを語る時には欠かせない「クロ・ド・ヴージョ城」遠景。 以前にもご紹介したブルゴーニュの有名なワイン名所が印刷されたメタル缶です。 ふたの部分は堂々…

室内ブロカントの季節・・貴重な黒猫フェリックス登場

我が家から徒歩で10分程の所に、主人の以前からの知り合いの方が数年前からブロカントのお店を開きました。 ブロカント(brocante:古物商)とはアンティークほど古くて(大抵は100年以上前のオブジェ)由緒正しくはないけれど、20世紀の歴史を感じさせるチ…

フランスは冬時間になりました・・LUの貴重な時計ご紹介

ワインに関するお話を続けますね。 こちらはブルゴーニュワインファンなら知らない人はいないと思われる「神様アンリ・ジャイエ」の表札。 彼は既に数年前に亡くなっていますが、ワイン漫画「神の雫」などでは彼のワインの弟子達が多く紹介されています。 神…

キッチンをスッキリと・・レシピに関するアンティーク

肌寒くなり、本格的に赤ワインが美味しい季節になって来ましたね。 最近訪問した有名ドメーヌの発酵桶に描いてあった2つのブドウ柄が可愛いのでご紹介します。 左はショレ・レ・ボーヌというボーヌ近郊の地味な村ながら、日本へも来日回数が多くてお馴染みの…

カフェに欠かせないPUBもの登場・・

アンティークやガラクタで埋もれた悲惨な我が家の状態を考えて、今年は本当に我慢して来ました。 最近は努めてオークション会場には足を運ばないようにしているのですが、たまには目の保養も兼ねてと自分自身に言い聞かせてひっそりと参加しました。 その会…

秋の夜長にぴったり・・アールデコ期のポットとシュガー入れ

前回は今世紀初頭のプジョー製のコーヒーミルのご紹介したので、今回はアールデコのポットとシュガー入れを・・ こちらのポットはコーヒーにもティーにもお使い頂けるクラシックなメタル製のポットとシュガー入れです。 典型的なアールデコデザインで、秋の…

プジョー製の渋いコーヒーミル登場・・

去年より2週間ほど遅れて始まったブルゴーニュの葡萄の収穫もほぼ終わりました。 こちらはブルゴーニュを代表する画家アンリ・ヴァンスノーが1945年に描いたブルゴーニュのヴァンダンジュ(葡萄の収穫)風景です。 まだ専門家の間でもこの描かれた村は特定さ…

エピス入れの続編・・

普段ガイドのお仕事では、主にワイナリー訪問やクロ・ド・ヴージョ城やロマネコンティ見学などが中心ですが、ワインだけがブルゴーニュを代表する飲み物ではありません。 有名なアペリティフ「キール」はカシスのリキュールをアリゴテ種から造られた白ワイン…

ちょっと照れくさいけど・・名刺完成!

最近お気に入りのショップのウィンドーです。 ディジョンで一番オシャレな人達が集まると言われているちょっとスノッブなお店「Poula Coste」の1階は女性、男性、子供たちと全てのお洒落さんに対応可能な!セレクトショップ。 2階は50年代のインテリアを…

買っちゃいました・・エピス入れのシリーズ

私と主人はアンティークが好きだから、自然と周りもコレクターやらアンティーク商や古本屋のオヤジやらと、一癖ある人々が集まってきます。 今回は選んだわけでは無いのですが、我々の車の修理を頼んでいるガレージ屋のオヤジまでが相当な凝り性で、シトロエ…

オシャレで役立つかしこい本・・

この何やら怪しげな中世のお城が、現在ブルゴーニュワイン界の話題をさらっています。 赤ワインで有名なジュヴレ・シャンベルタン村の13世紀のこのお城には城壁内に2ha程のブドウ畑があり、地元生産者組合の申し出を退けて相続人が評定価格の倍以上と強気で…

新しい発見・・ピンズ登場3

9月1日からディジョンにトラムウェイがやっと開通しました。 本当にやっと!と言った感じです・・約3年間、工事のためディジョン内外の道路は寸断され、落ち着いた佇まいは姿を消し、殺伐とした景色でした。 カシス色のスマートな車体はゆっくり静かに運行さ…

新しい発見・・ピンズ登場2

前回に続いて、キュートなワンちゃん登場。 赤ワインで有名なモレ・サン・ドニ村の名門ドメーヌ「クロ・デ・ランヴレイ」の総責任者ティエリー・ブルーアンさんの愛犬「シャプカ」 シャプカとはロシアの円錐形の帽子のことです。 少し前にお仕事でシャンパー…

新しい発見・・ピンズ登場

見てぇー、可愛いでしょう。 最近訪問した小さなワイナリーの玄関のカラフルな樽と犬小屋のオシャレなこと。 ワインもカリテプリで私のお気に入り。 普段飲み用ワインにはぴったりなんです。 以前はあまり興味の無かったピンズですが、私の得意分野!の食べ…

猛暑のフランスから・・ル・コルビュジエのアパート拝見!

ご無沙汰しています・・自分の不注意からPCを壊してしまい、やっと新しいバージョンにしてもらったのですが、今回は仏語バージョンで慣れるのが大変。 ずっとブログ更新が怖くて!!・・今週初めからフランスは赤信号が出るほどの酷暑(canicule)が続いてい…

ちょっと珍しい話題2つ・・ヤギのチーズ農家とképi登場

ガイドのお仕事で、チーズに関心のあるお客様のご要望で、ヤギのチーズ生産農家を訪問してきました。 赤ワインが美味しいペルナン・ベルジュレス村を通り越した、つまりワインで有名なコート・ド・ボーヌの丘のさらに奥の丘陵地帯にある農家です。 こちらは…

フランス人的発想・・日本人にバカ受け

我が家で一番小さな個室で、なをかつこれでも一番オブジェが少ない!部屋をご紹介します。 実はここは我が家のトイレなのです。 日本でもトイレにしゃれた絵や小物を飾っておられるお宅は多いと思います。 このアパートに引っ越して来た時の超細長いトイレは…

お宝登場・・バナニアのPUB缶

ブルゴーニュはワインラバーのみならず、グルメ達にも堪らない地方です。 美味しいワインはもちろん、チーズにシャロレー牛、トリュフにエスカルゴなどなど・・ ですから、素晴らしいレストランも沢山ありますが、中でもソーリューにある「ベルナーロ・ロワ…

ポップなブイヨン・キューブのアンティーク缶登場・・

美味しそうなロリポップですが、じつは大きさが1m以上もある看板です。 先月ニュイ・サン・ジョルジュの街であった大きなワイン・サロン会場の2階でヒッソリと行われていたお菓子のサロンへの入り口に飾ってありました。 キッチュでポップで、参加数の少なか…

春らしく・・久しぶりにカフェボウル登場

2週間ほど前のワインで有名なジュヴレ・シャンベルタン村に隣接する村であった信じられない位「ショボかった」蚤の市で・・ お天気は申し分無かったのですが、参加数の少ないのと内容の貧しいのとが相まって、今年の春のシーズンスタートはダッシュとは行き…

キッチュな人魚たち・・フラゴナールのレアもの登場

先日ガイドのお仕事でボーヌの街に行った時に見つけたネコちゃん。 よく見ると、このネコは台の上に座ってる訳ではなくて、木の株の捻れた位置に上手に座っているのです! ネコちゃんを見つけたのは名門ドメーヌ「ジョセフ・ドルーアン」のお庭です。 お客様…

ジャポニスムでしょうか・・アラビア製のポット登場

少し前にパリへ行ったときに訪れた「エマウス Emaüs」です。 パリの19区にある巨大なアートセンター104内のこのブティックは、5年前に亡くなった司祭アベ・ピエールがホームレスや社会に適合できなくなった人々の救済と社会復帰への対策を兼ねて始めたリサイ…