猛暑のフランスから・・ル・コルビュジエのアパート拝見!

petitmatin2012-08-19


ご無沙汰しています・・自分の不注意からPCを壊してしまい、やっと新しいバージョンにしてもらったのですが、今回は仏語バージョンで慣れるのが大変。
ずっとブログ更新が怖くて!!・・

今週初めからフランスは赤信号が出るほどの酷暑(canicule)が続いています。
8月中頃のヴォーヌロマネ村のグランクリュ畑「ロマネ・サンヴィヴィアン」のブドウも一気に色付き始めました。
ヴァンダンジュまで後1ヶ月ほどです。


6月のお話なのですが、以前から行きたかった20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエ(Le Corbusier)のパリの16区にあるアパートを見学しました。
1933年から住まいの部分とアトリエを併設したアパートの最上階に奥様と住んでいました。



キューヴィスムの雰囲気たっぷり、何とも色の使い方が素敵です。
ちょっぴり、ピリッとヴィヴィッドなカラーを効かすところは、見習いたいものです。



訪問中にアメリカの建築家の女性と親しくなり、彼女が色々と解説してくれて大助かり。
ル・コルビュジエ愛妻イヴォンヌはとても小柄だったそうで、キッチンの台の高さは標準よりも低くしてあるなど、お料理を担当する彼女の事を考えた設計になっていました。
オシャレなシステムキッチンがすでに1930年代に考えられていたなんて・・
他にもスッキリミニマムな洗面台やクラシックな暖房機具や有名なソファなどなど・・


7階建ての彼のアパートは2階建てになっていて、最上階はゲストルームとルーフテラスがあります。
訪問当日は(少し古い話なのですが)近くでテニスのローラン・ギャロスの3位決定戦をしていて、何とこの屋上から見えました。
時々ワアーという歓声まで聞こえて来て、贅沢なこと。


ブログ再スタートは小さな事からコツコツと始めますね。
次回では、最近購入した可愛いピンズをご紹介します。

では、これからもプチマタンを宜しくお願いします。