フランス人的発想・・日本人にバカ受け


我が家で一番小さな個室で、なをかつこれでも一番オブジェが少ない!部屋をご紹介します。
実はここは我が家のトイレなのです。
日本でもトイレにしゃれた絵や小物を飾っておられるお宅は多いと思います。
このアパートに引っ越して来た時の超細長いトイレは陰気な色のペンキが塗られ、床はゴザのようなものが敷かれた悲しい状態でした。
とにかく真っ白のペンキを四方の壁と床に塗り、高い高い天井(3m20cm!)には棚を造りました。

ドアを開けたらこんな感じです。

反対側・ドアの上の主人自作の棚。 実は斜めに切ってあって、彼なりの計算がされてるそうです。
最初はトイレットペーパーを置かせてもらえませんでした!!
主人曰く、トイレもりっぱな1個の部屋だから、キレイなもの気に入ったもので飾ろうよ。
お互いの意見を取りいれて、やっと少しだけペーパーを置かせてもらいました。
でも、ペーパーを取るのに梯子が要るのですが・・
黄色と赤のプラスティック製のリンゴ50年代を代表するグッズです。 実は後ろにも幾つか置いてあるのです。
戦前の風景画が2枚。


左側の壁には50年代の植木鉢バスケット60年代の子猫が入っています。
バスケットからぶら下がっているのは水兵さんのキーホルダー。
子猫の上は戦前のメールボックス

足元には観葉植物と30〜40年代の子供のおままごと用の洗面道具
こんなに良い状態で残っているのは非常に珍しいのですよ。
洗面器の上にちょこんと乗っているのは、アールデコの影響を受けたガラス製のキャベツです。


壁には50年代に流行った陶器製のお花のモザイク。 ちょっとベルナール・ビュッフェの影響を受けた感じですね。
判りにくいのですが、帽子掛けは60年代のメタル製


子猫の反対側の壁には50年代グッズで、キーホルダーやこの頃人気のあった黒人女性のオブジェ
奥には20世紀初頭の油絵。
上部には主人が路上で見付けてきた、眼鏡屋さんの視力検査用タブロー。


キーホルダーの上のネズミくんは、京都の友人でロクロ師兼現代アート作家「安田辰雄」さんの作品。

私としては、ゴチャゴチャとものがあると、掃除がしにくいので困るのですが、日本から来た友人達には発想が違う、面白いと評判が良くて、主人は得意のようです。


   **今回ご紹介した特別室!のオブジェでお気に入りのもの、気になるものがありましたら、メールにてご連絡下さい。
        詳しい情報をお知らせします。

            メールアドレス  petitmatin21@gmail.com