ジャポニスムでしょうか・・アラビア製のポット登場



少し前にパリへ行ったときに訪れた「エマウス Emaüs」です。
パリの19区にある巨大なアートセンター104内のこのブティックは、5年前に亡くなった司祭アベ・ピエールがホームレスや社会に適合できなくなった人々の救済と社会復帰への対策を兼ねて始めたリサイクル事業「エマウス」協会が運営するブティックの1つです。
さすがパリのアートセンター内にあるだけにおしゃれで、内装はパリジャンのアパート内をイメージしたものだそうです。
生憎お値段は、やはりパリ価格で私にはちょっと高め設定ですが、それでも普通のブロカントやアンティークショップよりはお求めやすい感じです。



今回は最近の私が惹かれるほっこりまったり系アンティークのご紹介です。
何だか懐かしい感じがしませんか。



主人が見付けた時は、「何か日本の急須みたい・・正面から見たら殆どフグやね」
でも、よく見ると持ち手の部分の付け具合の微妙なズレ方といい、フタの形といいちょっと日本の物とは違うなあと・・
裏返すと何と人気の「アラビア製」のマーク。 Arabia1873年フィンランドの首都ヘルシンキ郊外のアラビア地区で製作が始まった陶器メーカーです。
主人は50年代のフランスの作家ものと北欧もの、日本の備前や楽が好きなのですが、それぞれ今となっては大変に高価となり、中々手が出せません。
今回は主人にブラボー!





こちらも似た感じの材質ですが、ドイツのハイデルベルグ製で「Suteingut」とはドイツ語で土器/陶器の意味だそうです。
どちらかというと、それほどの高温で焼くのではない、ざらっとした質感を残した焼き方だそうです。
素朴で味わいのあるポットです。


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