ディジョンの蚤の市
はじめまして、ブルゴーニュ地方ディジョン在住のyumiです。
今日からDiaryを始めます、初心者です、よろしく。
ディジョンの定期蚤の市は街中のマルシェと同じ火、金、土曜日のお昼頃まで開かれます。
現在は2ヶ所に分かれていてマルシェを挟んで、中央郵便局のあるグランジェール広場(place Grangier)と県庁の横手スワソン通り(rue de Soissons)です。
グランジェール広場のはややシックで少しお値段も高め、アンティークとブロカントの中間といった感じ。
スワソン通りはまさにブロカント。 庶民派です。
一般にアンティークとは100年以上の年月を経た、出所も確かな物を指し、ブロカントはもう少し新しい物で台所用品や使い込まれた道具類、アルコール飲料や煙草などのPUB製品を指すようです。
私はブロカント派、アンティークはもっぱら鑑賞するのみですね。
といっても、最近はブロカント物もコレクターが多く、お値段も上昇中、侮れません。
火、金曜日は早起きして主人と一緒にまずスワソン通りへ向かいます。
おなじみのブロカント達(商人)が数人スタンドを出してるの冷やかしながら。
相変らずの顔ぶれで気心は知れたもの、早速主人はブロカントやコレクター達とお喋りを。
先週はどこそこの蚤の市で、18世紀の絵画が見つかったとか、アランがごっそり古い本を買い取ったとか・・
お天気がよい時はそのまま立ち話を、寒い時は近くのカフェで、またまた話し込みます。
みなさん本当にお喋りが好きです。
やっと移動開始、マルシェで季節の野菜や行きつけのスタンドでパンやヨーグルトなどを買い込み、重くなったパニエを抱えてグランジェール広場へ。
今回の写真は全てこのグランジェール広場です。
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こちらはちょっと気取った雰囲気ですが、そこは蚤の市、何でも最初に断れば手に取る事は出来ますし、値段も交渉次第で案外お安くなる事も。
ブルジョワ好みの洒落た家具や小物を得意とする人、地方局のテレビ番組でアンティークのコーナーを持ってる絵画や古美術の専門家、女性向けのリネンやファブリックを沢山置いてる女性、ちょっとアフリカっぽい民芸品などを扱ってる人などなど。
ここでも、また顔見知りを見つけては、お喋り。
来週はどこそこで蚤の市があるとか、オークションに行って来た話、はては今夜のメニュの話題まで・・
いつもこの辺で私が「お腹すいた」とか「トイレに行きたい」とかのサインを出して、やっと帰宅という感じです。
こういった日常の風景や蚤の市で見つけて来たオブジェの紹介などを中心に書いていこうと思います。
これからも末永くお付合いお願いします。