アンティークのお皿にキッシュを乗せると・・

今日は先日マルシェで買ったほうれん草(1キロ買ってしまいました)の残り半分でほうれん草とサーモンのキッシュ・ディジョン風なるものを作ってみました。

なぜディジョン風なのかというと、マスタードが入っているからです。
ディジョンマスタードで有名で、色んなお料理名の最後にディジョン風とあると、大抵はマスタードを使ってるよ!という意味ですね。

キッシュ生地をタルト型に広げて、フォークで穴をぷすぷすと開けて、生地(市販の物でOK)の一番底にまずカラシを塗ります。
あっ、驚かないで下さいね。  日本のカラシみたいに辛くないんです。
次にゆがいたほうれん草をオリーブオイルで軽く炒め、カラシの上に乗せていきます。

そしてボウルにサーモンの缶詰め(もちろんツナでもOK)1個分、卵3個、ミルク(適当です)、またカラシ少し、フロマージュ(冷蔵庫にあるのでOK:今回はロックフォールを使いました))、コショー、あればエピスを適当に(今回はパプリカとナツメグ)、フロマージュの半分量を細かくして一緒に混ぜ、ほうれん草の上に注ぎ入れる。
残りのフロマージュを適当にその上に散らす。
180度前後のオーブンで40分。
 
私はしっかり焦げ目が付いたのが好きです。
ロックフォールを使うと、ちょっと癖があるので”退かれる方”もいらっしゃるでしょうが、慣れると結構イケマス。
塩分も多いので、今回は全くお塩を入れてません。

カラシはディジョンっ子らしく、マイユを使いました。
写真の陶器のカラシ容れは市内にあるマイユ本店で買った物で、マイユのマークが入った容器をここに持参すると、引き立てのカラシを機械(生ビールみたいな感じです)から、にょろにょろと入れてくれます。
新鮮で香りが高く、とても美味しい。
日本製のチューブのカラシしかなかったら、カラシに白ワインとほんのちょっとだけお砂糖を混ぜて使ってみて下さい。
でも、辛さは調節して下さいね。

お皿は1940年代の後期アールデコのディゴワン・サルグミン(Digoin・Sarreguemines)という長い名前(これは2つの焼き物の町の名前です)の窯のもので、アデル(Adele)という可愛い名前が付いています。
赤と緑のシンプルな線が素適です。
ちょっとノエル(クリスマス)を連想させますよね。

田舎の蚤の市で、お婆さんがたった1人で隅っこの方でスタンドを出していて、小さなテーブル一杯に色んな物を無秩序に置いてる中から、目に留まって譲って貰った物です。

本当はもう1枚あったのですが、いつの間にかひびが入ってしまい、残念です。
収納場所がもう一杯で、お皿を何枚も重ねたのが原因でしょうか・・

私はこのブログ中で、幾つかの私のコレクションを気に入って下さる方があれば、お譲りしようかなと思っています。

この「アデル」(4枚)に興味をお持ちになられた方はメールでご連絡下さい。
詳しい事を追ってお知らせします。