シュタイフのテディベア登場・・

petitmatin2010-05-04


シュタイフとは1880年頃に南ドイツの小さな町に設立されたぬいぐるみメーカー名で、1902年に世界で初めてテディベアを作りました。 1905年からは他社の製品と区別する為に左耳に金属製のボタンを付けるようになり、商標登録もしています。
何せ世界中に熱烈なファンを持つシュタイフ製品ですから、高価なものが多く、中々手で出ませんでした・・


つい最近、ディジョン市内の蚤の市で出会った、クラシックなテディベア。 トレードマークの金ボタンと黄色のリボンは色があせて、金色はすっかりくすんでいます。
シュタイフのテディベアは「両手足と頭が動かせる5ジョイント」という特殊なシステムになっています。 もちろん我が家のくまさんもちゃんと動かせます。  やっぱり、凄い!


こちらのウサギの親子は運よくデッドストックを手に入れることが出来ました。
長いお耳にピカピカ光る金ボタン。 この製品は子供さんや赤ちゃんが口に入れたりしても安全な様に加工されたコットン地で出来ていて、洗濯も可能なスグレモノです。
とにかく表情に愛嬌があります。



シュタイフ社が有名なロイヤルコペンハーゲン社とコラボして、2004年から童話や漫画の主人公とテデイベアを組み合わせた陶器物を世に送り出しました。
ゴルディロック(Goldilocks)という名前の女の子とテディベアの可愛い置物です。 この子は1837年にロバート・サウジーという作家が書いた童話「3匹のくま」もしくは「ゴルディロックと3匹のくま」というお話の主人公。
2004年のこの女の子とテディベアのペアが、コペンハーゲンシュタイフの初コラボだそうで、その後毎年ペアシリーズは出されています。
今更説明の必要も無いのかもしれませんが、シュタイフの製品の多くには耳の部分に金のボタンが付いています。 この陶器のテディベアにもちゃんと金ボタン(button in ear)が付いています。
ですから、この2004年版は記念すべき第一号です。 幸運にもディジョンのオークションでデッドストックをまとめて手に入れることが出来ました。 オリジナルの箱に入っています。



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