ノエルにぴったりの可愛い食器たち・・

petitmatin2009-12-27

今年のノエル前夜は雨が激しく降り、翌日は晴れのち曇りでとても寒いノエルでした。
午後から近所に散歩に出かけて、近くの教会に寄りました。
この教会は、我々には近所の教会ですが、Cathedorale Saint-Benigne(サンベニーニュ教会)と言う、本当はディジョンのカテドラルつまり司教座がある由緒正しい教会です。
17時から簡単な司教によるノエルの夕べの祈りがありました。
写真は教会の内部とcreche(キリスト誕生の様子を模型にした物)です。
殆どノエルの飾り付けも無くとてもシンプルでした。



年末の慌しい買い物帰りに寄った郊外のエマウス(キリスト教関係の慈善団体で有志から寄付された家具や衣服、台所用品などを格安で売っている所)で、可愛いカフェボウルとお皿を見つけました。




ディゴアンの50年代のボウルです。 
控えめな色調のお花が両面に描いてあります。



こちらはリモージュのボウル。
金縁に可憐なお花模様で、一足先に春を感じさせてくれます。



ルルドの泉で有名な南仏ルルド巡礼のお土産用のボウルです。
ルルドのボウルでもこんなにちっちゃいのは珍しいです。
40年代でしょうか・・



この可愛いお皿は俗に「bouilloire:ブゥイヨワール」と呼ばれる赤ちゃん用の保温皿です。
お皿が2重構造になっていて、ウサギさんのブションを外して、そこからお湯を入れてフタをし、ピュレなど赤ちゃんのご飯が冷めないようにします。
フタのウサギさんの可愛いこと・・ちょっと因幡の白兎みたいです。

以前テレビでブルゴーニュ地方のbouilloireのコレクターご夫妻を取材していました。
何百とある赤ちゃん用のお皿から、お気に入りを取り出して、たまにニンジンやジャガイモのピュレをお食べになるのだそうです・・ あっ、その時はちゃんと赤ちゃん用のスプーンを使われるとかで、徹底しておられます!

何度も書いてると思いますが、赤ちゃんや子供用品は割れたり欠けたりする事が多く、良い状態で残っている物は少なくて、貴重品です。



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