一足お先にホワイトクリスマス・・・フランス中流家庭のクリスマス


先週末からフランス中が大寒波に見舞われています。
土曜日の朝、窓を開けたらこんな感じでした。 
本当はブログ用にと思い、近くのダルシー公園に写真を撮りに行ったのですが、安全上の理由から鍵が掛かっていて閉園。街中で滑ったり転んだり大騒ぎです。



日曜日にはディジョンから車で約1時間ほどのブルゴーニュのお隣ドゥーブ県ブザンソン(Besançon)の主人の親戚宅へノエルの集まりにお招きになりました。
こちらはご両親と子供が女の子2人のごく普通のフランス中流家庭でしょうか。
ノエル後はいつもヴァカンスに行ってしまうので、少し早めの集まりです。
プレゼントを持ち寄って、ツリーの下に並べます。
開封は後のお楽しみです。


大人たちは挨拶が済むとシャンパーニュで乾杯。 
後は延々食べて、飲んで、お喋りして・・また飲んで、食べて、お喋りして。
左側がシャンパーニュと共に出されるブルゴーニュ名物(他地方にもあります)の「グジェール:gougère」です。シュー生地にチーズを練りこんで焼いたものです。 
地方によってグリュイエルチーズを入れたりと地方色を出します。大抵はパン屋さんで調達しますが、こちらは自家製で、しかもご主人が朝から丹精込めて作って下さいます。 
去年はシェーブル味とコンテ味でしたが、今年はコンテ味のみ。でも、今年の方が形が整っていて綺麗です。
で、右側がブーダン・ブランというソーセージ。 
鳥やブタ肉など白身のお肉と魚のすり身、クリームや卵にパンを混ぜ合わせて。 
こちらも市販で沢山出回っていますが、ここは自家製でおまけにトリュフ入りと凝っています。

この2つのお皿に間に、フォアグラ+ジュランソンの甘口ワイン、スモークサーモン+アルザスワインがあり、やっとブーダンボルドーに到着。 私はグジェール好きで最初に飛ばしたのが祟って!後半ペースダウン気味。
この後、チーズ盛り合わせ(7種類ほど)、デザートとコーヒー、果物、チョコレート、ドライフルーツなどなど・・



ここのお宅はブザンソンの旧市街が見渡せる6階にあり、着いた時は雪もやんでそこそこの景色でしたが、途中で夕闇が迫り、帰宅する頃はもう夜。 
お腹一杯、プレゼント一杯で、長い1日がやっと終りました・・