何となくアール・ヌーボー・・・
最近行った小さな村の蚤の市の様子です。 ここは毎年古い車やモビレット(スクーター)の展示をしています。
右側は参加者の一般的な展示方法・・というか、並べ方。 敷物の上にポイポイと置いて置くだけが多いです。
しばらくポップなものが続いたので、今回は最近集まったエレガントなアールヌーボー(1900年前後)のアンティーク達。
インク壷は以前にご紹介しました。 羽ペンでしっとりとお手紙が書きたくなります。
もう1つのお皿状のものは「vide−poche」・・videとは空にする、pocheはポケットの意味で、玄関などに置いておいて、帰宅したらポケットにある鍵や細々としたものを出しておいて置く、そしてまた外出する時にそれらをポケットに入れる為の「賢い受け皿!」です。
もちろん、アクセサリーを置いておくのも素敵です。
直径10cmにも満たない小さな小箱は、実は去年から欲しかったのですが、値段が高くて交渉決裂!で諦めたもの。
今年も同じ村の蚤の市に同じおじさんが持って来ていましたが、今回は先にちょっとした物を購入したので、おじさん気前良くなって去年よりちょっぴり値引きしてくれたので、2年越しで手に入れた「いわく付き」です。
紙ものは繊細で、古い物で状態の良いのは中々見つける事が出来ません。
この小箱は「クロモリトグラフィ」とい現在では使われなくなった方法で印刷された貴重なものです。
ただ平面的に印刷するのではなく、少しでこぼこというか隆起(レリーフ)があちこちに施されていて、立体感を与えています。 下手な絵画よりよほど繊細で、素敵な作品があります。
**今回ご紹介したエレガントなアールヌーボーのアンティークにご興味のある方は、メールにてお問い 合わせ下さい。 詳しい情報等をお知らせします。
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