ぜーんぶ水玉模様!
今日は朝からしとしと雨が途切れなく降り、どんよりとした1日です。
秋の雨は風情があって好きなのですが、これから長い冬が始まるブルゴーニュでは、ちょっと気が滅入る事も・・
で、今日は楽しくなれる水玉模様のアンティークを特集します。
このホウロウの集合写真は、古い物で1930年代、比較的新しいので60−70年代の物です。
戦前戦後にかけて、ポーランドやユーゴスラビアでフランスへの輸出品として造られていました。
もちろんフランス製もあります。
この2つのホウロウは戦前の物で、もう内側がさびさびになっていて、本来の目的には使えませんが、ドライフラワーを入れたり、たらいに土を入れて、ハーブを育てたりと、ちゃんと第二の人生が待っています。
何か人間と同じですよね。
素朴なカップは微妙に大きさが違うので、私は「夫婦カップ」と呼んでいます。
フランス北部の地方で製作された、戦前の古い物です。
これも素朴な風合いのティーポット。
アルザスの物です。
少しピピ!が漏れるのが難点ですが、そこはご愛嬌・・
ピピとは本来おしっこの意味ですが、こういった時によく使われる表現です。
ロンシャンの可愛いティーポット。
ブルゴーニュ地方ロンシャンの焼き物としては水玉のキュートなカフェボルが有名です。
カフェボルのお話はまたの機会に。
こちらは優等生でピピは漏らしません!
最後は優しいピンク色のピッシャーです。
意外とこういったパステルカラーの食器って少ない気がします。
底に何と旧東ドイツ・ザクセン州の陶芸家「Grafenroda」(本名Christien GRAFENRODA)のマークがある、逸品です。
何となく、気分が晴れやかになります。
雨も止んでくれるといいのにな・・・