黄金の丘で・・

11月に入り、寒さも本格化し、いよいよ屋外での蚤の市のシーズンも終わりに近づいています。
後はマルシェ・ド・ノエルにバトンタッチ。
今日(2日)はディジョンの近辺ではワインで有名なモレ・サン・ドニ村で蚤の市がありました。
ここ数日、お天気が悪く、あまり期待しないで行ったのですが・・


我々が到着したのは7時過ぎ、まだ太陽が昇りかけた所で、モレの村の中心にある大きな駐車場はガラーンとしていて、やっと2つのスタンドが準備を始めたばかりなのに、もう30人近いコレクターやプロが集まっていました。
知ってるいつもの顔ぶれが手持ち無沙汰にあちこちに集まっては、だべっています。

少し雨も降ったりして、結局12組しか参加者がいない寂しいもので、久しぶりに何も買いませんでした。

折角モレまで来たのだからと、私は早々に獲物捜しは諦めて、村を散歩しました。
ちょっと歩くともうそこはブドウ畑。。

何とモレのワインを代表するグランクリュ、クロ・デ・ランブレイ(Clos des Rambrays)
の畑がそこに!
早速写真を撮って、少しブドウ畑に入って収穫されなかったブドウを摘んでみました。
うーん、グランクリュです、甘い!

ディジョンの郊外マルサネーから始まるブドウ畑は黄金の丘と呼ばれていますが、今まさにブドウの葉っぱが黄金色に輝いていて、その名の通り「黄金」に彩られていました。

あるお宅の門扉の上に面白い飾りを見つけました。
主人いわく古い物で、風化しているけれど、真中にこの石の彫刻が彫られた年が刻んであり、外側の飾りはブドウだそうです。
ヴィニョロンのお宅なのでしょうか。

今日はアンティークの収穫は無かったけれど、久しぶりにブドウ畑を散策出来て、いい気分転換が出来ました