レアなアンティークの紙袋をゲット・・

今日金曜日はディジョンではマルシェがある日です。
以前にも書きましたが、マルシェを挟んでグランジェール広場とスワソン通りにブロカントが出ます。
マルシェで買い物をしてパニエが重くなる前に、まずスワソン通りへ。
今日は4軒のブロカントが出ていました。

出かけたのが10時過ぎで、あまり期待していなかったのですが、太っちょで愛嬌たっぷりのフランソワーズのスタンドで面白い物を見つけました。

1960年頃まで煙草屋さんで使われていた、ゴロワーズの紙袋です。
日本と違って、今でも煙草の自販機が無いので、みなさんお店で煙草を買います。
煙草代が高いので(安いのでも1箱千円近くします)まとめ買いをする人はほとんど居ませんが、数箱買った時に入れてくれる紙袋で、現在ではスーパーと同じようなビニールの袋になってしまいました。

ブルー地に古代ゴロワ人のシンボルである羽が生えた様なかぶとは、漫画のアステリックスで有名ですね。
イラストのかぶとの横に小さくデザイナーの名前JACNO(ジャクノ)が印刷されています。
彼は有名な煙草「ジタン」のデザインも手掛けました。
1940年代の事です。
沢山あったのでまとめ買いをしたら、何と100枚近くありました!


おまけに可愛らしいワインのエティケット(ラベル)とメニュ用紙も付けてくれました。
ラベルは南仏ルーションの甘口ワイン用で、娘さんが収穫したてのブドウを早速頬張っています。


同じスタンドで洋裁に使われていた50年代のテープやレースのリボンを購入。
お裁縫は苦手でも、こういった可愛い付属品は集めるのが楽しい・・


その後、いつも立ち寄るマルシェ脇の古着のスタンドに。
今日はちょっとしたアクセサリーやバックもあり、その中でちっちゃなパーティ用のポーチを見つけました。
50〜60年代のデッドストック。
黒いリボンが効いてると思いませんか?
素材は黒のシルクと思われます。
半分壊れかけた箱が残っていて、イタリア語が書いてありました。 

あら、大変!  まだ何もマルシェで買い物もしていないのに、11時半になっています。
フロマージュと卵をまず買いに行かなければ・・