ブロカントには辛い季節・・

今週は日曜日に蚤の市、木曜日にオークションと欲張ってみたのですが、収穫は乏しいものでした。
ブルゴーニュの早朝は真冬並みの寒さで、気温が2−3度と戸外でのブロカントもほとんどありません。

木曜のオークションでは前日の下見から気合を入れて、当日朝10時から昼食を挟んで夕方6時まで粘ったのですが、ほとんど収穫無し。
狙っていたクロモ(リトグラフに似た、多色刷り版画)2枚が結局競りにかけられず肩透かしで、他の物も値段があがり撤退ばかり・・


蚤の市の季節が終る今頃から、プロやコレクターはオークションに通います。
何故か今秋は、我々が利用する「通常、普段のオークション」回数が少なく、ブルジョワ向けのまさにアンティーク!のオークションばかりで、数少ないチャンスを狙ってみなさん真剣そのもの。

私は段ボール箱一杯のガラクタ(大げさでなく)を買われた方と交渉して、その中に交じっていたディゴアンの小さなカフェボル3個を譲って頂きました。
でも、家に帰ってよく見ると、ブルーのボルの台座の部分に大きな欠けが・・
反省、反省・・


日曜のブロカントも貧弱な内容で、私はホウロウのお玉1個と絵本「赤頭巾ちゃん」1冊、主人が1930年代のホウロウのミルク容れを購入。
さすが年代も古く、ずっしりとしていて存在感があります。


でも、幸運にも知り合いが少し前に見つけたカフェボルをプレゼントしてくれました。
これは1960年代のもので、現在は存在しないコーヒーメーカー「カフェ・エクセラ:excella」のPUB用の貴重品です。
これでちょっとは救われた気持ちに。


また、各写真の下に敷いてあるのは、ジュート製の袋です。
多分1950−60年代の物で、いくつかはコーヒー豆用、後は穀類や豆類と思われます。
ジュートはインドが盛んに栽培、加工していたそうです。


今、これを何に使おうかなと主人と思案中。
良いアイデアありませんか?