秋はカボチャの馬車に乗って・・

カボチャが主役のハロウィーンも終ってしまいましたが、先週までディジョンの植物園で「いつもカボチャと一緒!」という展示があったので、行って来ました。


これは八百屋さんの店先ではありません。
展示の一部です。
カボチャの仲間達であるウリ科の植物が大集合。


入り口にはこんなに洒落た荷車が置いてあります。
ちょっとしたエピスリーのようです。


このカボチャは何と94キロもある、お化けカボチャ。
ちょっとシンデレラのカボチャの馬車を思い出しました。


誰が考えたのでしょうか、カボチャ・タワー・・
一体何個のカボチャが使われてるのやら。


後半の展示室には、ウリ科植物から作られた楽器が飾ってあり、南米やアフリカ、アジアの民族音楽も流れていて、元気なおばあちゃん軍団はスウイングして、ダンスを始める人も!
カボチャって色も形も素朴で親しみがあって好きだな。
何だか、温かいカボチャのスープが飲みたくなって来ました。

この植物園は、16世紀にこの場所に鉄砲(火縄銃ですよ!)などの銃器工場があり、その工場跡に庭園の部分を残し拡張した物で、現在では同じ敷地内に自然史博物館や科学館などがあります。
正式名を「Jardin de l'Arquebuse:ジャルダン・ド・アルケヴーズ」
aruquebuseとは火薬銃の意味ですから、少し物騒な名前ですね。


しかし名前に反して、園内には小河が流れ、東屋や彫刻があり、散歩コースとして市民から親しまれています。
春先のお花が咲いている季節はもちろん、このように木々が黄色く色付いてるのも、風情があっていいです。


今日は少し童心に帰った様な1日でした。