古い古い手書きのカード・・

前回のチャリティー古本市の続編です。

   
見てぇー、可愛いでしょう・・
手描きの古い古いカードです。
大きなリボンの女の子、ちょっと「リボンの騎士」に似てませんか。
「programme」の文字入りは、内輪の音楽会のプログラムのようです。
日付けが、何と1924年7月17日です!

  
フランスで戦前の日本の「生糸」の輸出用のエティケット、しかも英語バージョンを見つけるなんて・・
よく日本語の部分を見てくださいね、右から左に書いてあります。
赤い酒杯のエティケット(樋口製糸)は周りの飾りが、よじられた生糸と繭と蚕と、凝ってます。
最初これを見た主人は日本酒のPUBかと思ったそうです。

  
この渋い印刷物はリールの薬局屋さんのPUBです。
2枚のイラストは春と秋の景色。
裏側にアメリカのキリスト教「シェーカー教派」のイラストと、幾つかの製品が紹介してあります。
ハーブの錠剤とか軟膏とか。
ちなみにハーブエキスの錠剤は450フランだそうです。

 
これは1960年代以降、一般的になった防水加工されたテーブルクロスのPUB。
うたい文句は「全ての家庭で喜ばれている・・」です。
確かに水を弾いてくれるので、手入れが楽ですよね。
お値段は140x140cmで29フラン。

  
こちらは1946年に出版された「パリのエレガンス」と題された淑女になる為のガイド本。
コスチュームやビジュー、香水の歴史、購入出来るお店の紹介、着こなし方などなど・・
各ページに当時の有名イラストレーターのイラストが満載で、見てるだけで淑女になったような気分にさせてくれます。

  
「髪の白い若い娘」(ベタな直訳ですみません・・)という不思議な題名に似合わず、キュートなイラストに惹かれて購入しました。
1979年出版で、ディスコブーム到来の時期でもあり、イラストもポップでお洒落です。
まだパラパラとページをめくっただけですので、内容は詳しくは判りません。
フロレアルフロレアルという同姓の若い男女が何故か消費主義の国を旅をするお話のようです。   不思議です。
  

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