楽しい「紙もの」特集!

petitmatin2009-05-12

今回は「紙もの」の特集です。
溜まったブロカント品を整理していて、見つけた紙袋から出て来た楽しいノートやメニューのご紹介です。


1960年の書き取り帳です。 
「私の好きな本」というタイトルが付いていますが、大概書き取りというのは面倒でややこしく、あまり好きな子供はいないらしく、ちょっと皮肉な題ですね。
2冊に分かれていて、初級と中級ですが、結構難しい・・


こちらは1968年のアルファべの練習帳。
小文字用だそうです。
たまにお年寄りの方で、このノートのようなきれいな文字を書かれる方がおられますが、きっと小さい時に小学校でたっぷり練習させられたのでしょう。


この2冊はいわゆる大学ノート。
戦前の古い物です。
ちょっと黄ばんだページに、インクペンで書きたいものです。

    
1900年頃の古びたクロッキー帳。
1ページだけデッサンが描いてあります。
美大生が持っていたのでしょうか?


これらはビストロやカフェなどのメニュー。
ワインやメネラルウオーターのメーカーのPUBも兼ねた、コレクターも多い「紙もの」の1つです。


元気なイラストがキュートなマギーブイヨンの紙袋に入ったレシピ達。
ツナ缶とかクノールスープとか、お馴染みの製品を使ったレシピです。
可笑しいのはサラダドレッシングのpubで「胃腸にやさしい・・」って、なんか日本の胃腸薬の宣伝みたいですね。
これらは全て1970年代の楽しい「紙もの」です。


豪華で立派な古本などは、どなたも大事されて高値で取引されますが、このような使い捨てに近い「紙もの」は中々残っていなくて、プラスティック製品共々今では貴重な物となって来ています。