今日は洗濯日和・・


地方局のお昼のニュース番組を見ていたら、とても素適な展覧会の紹介をしていました。
「洗濯日和」とでも言うのでしょうか。


あるオランダ女性の洗濯に関する古いオブジェのコレクションと現代工業製品デザイナーのグリックさんの作品を対比・展示した物です。


ディジョンから車で小1時間の小さな村(Sainte Colombe:サント・コロンブ)のシャトー(と言ってもかなりこじんまりしてます)で行なわれてるこの展示会は好評の為、展示期間を延ばしています。


今から3年ほど前に、この村の蚤の市に行ったことがありますが、古い農家やその他の建築物が残った本当に素適な所でした。
我々の「蚤の市、美しい村ベスト3」に入るほどです。


こちらの写真達は、古い洗濯用具で、中には日本製の洗濯板もあります。
我々の日常生活に欠かせなかった、今は失われて行く生活日常品への思いと、かつての庶民の生活へのオマージュ・・

素適でしょう、この展示の仕方。


これらはデザイナー・グリックさんの作品達。
ポップでキュートです。
鳩の形の洗濯ばさみ、欲しいなあ・・


今回のテーマは職人の手による日常生活の為のオブジェと現代の工業生産品との比較。
そして、洗濯するという行為を通して環境保護や化学製品による環境汚染について考え直してみるというものです。

特に、子供達に見て欲しいとの事で、学校ぐるみの団体鑑賞に力を入れておられるそうです。

環境保護という大テーマを抜きにしても、とにかくセンスのいい素適な展示会です。


*今回の写真は全て企画された団体「ARCAD」のHPからです。