早くも冬支度・・

petitmatin2009-10-24

ブルゴーニュの秋は駆け足で、日によっては秋と言うよりもう冬と呼んだ方がふさわしい日もあります。
なのに我家の暖房が故障してしまい、業者さんに慌てて連絡しましたが「今は超忙しいので、絶対に今月27日以前には行けない」と冷たく!宣言されました。
それから約1週間小さな電器ストーブ1個でしのいでいます・・  で、今年はplaid(ひざ掛け)の登場が早くなりました。



日本でも最近はブランケットが流行っているけれど、やはり英国風のタータンチェックなどオーソドックスが主流のようです。
こちらは伝統柄が多い中、パステルカラーが効いた大ぶりのパッチワークが面白くて、アクリル毛糸100%!というハンデも気にせずに購入しました。
安物っぽい感じが気に入りました。


同じシリーズ!ですが、こちらは中央に緑色が配色してあり引き締まった感じです。
なにせアクリル100%ですから、気にせずに洗えますし、乾くのも早くて便利なもんです。



こちらはクラシックな正統派です。
留学して来た年(2001年)の秋(10月の末でした)が猛烈に寒くて、学生寮から支給された毛布だけでは寒くて寒くて・・ 
ちょうどその頃にディジョンでfoire(見本市)があり、そこでバスク地方の職人さんの手になるこの暖かいplaidを学生にとっては高価でしたが迷わず購入しました。


最近ある方に頼まれて、アンティークのplaidを探して欲しいと頼まれたのですが、これが見つからない。
知り合いのブロカントの方によると、plaidはみんな大事に長い間使って、擦り切れたり汚れたりして来たら、愛犬や猫達の寝床を暖める為に使ったりして、本当に最後の最後まで使い切るのだそうで、中々アンティーク市場に出て来ないとか。   
なるほど・・と、妙に関心してしまいました。