寒い夜にはショコラ・ショーを・・

petitmatin2010-02-10

2月に入っても、相変わらずブルゴーニュは寒いです。
今週から約2週間、子供たちは冬のヴァカンスに入りました。今年は沢山雪もあり、早速スキーに出かけるご家族もあります。
こう寒いと、普段はコーヒー党の私ですが、ちょっとほろ甘いココア(ショコラショー)なんかが飲みたくなります・・

今回はボウルの中でも、珍しいPUB(販促品)をご紹介します。

リコレはチコリコーヒー(チコリという植物から作られたコーヒーの代用品)を子供向けに甘さを加えて飲みやすくしたものです。
フランス版フィアーキング(アルコパル)製で、シンプルですっきりとした黄色が効いています。
たまにテレビで宣伝しています。


こちらはプラスティック製のプーランという名前のココアのPUBです。
子馬のイラストも色合いも可愛い・・ちなみにプーラン(poulain)とは、ずばり子馬の意味です。
今でもスーパーに売ってます。



左側のボウルはPUBではありませんが、多分寄宿学校生の為のボウルで、各生徒に番号が与えられていて、いつも同じのを使っていたのではないかなと思われます。 戦前の古い貴重な物だそうです。
右側はイギリス版マギーブイヨンとでも言うのでしょうか・・マギーは最初チキンブイヨンから始まりスイスのネスレが販売し、viandoxは牛のブイヨンから出来ていてクノールから発売されています。
スープはもちろん、コーヒーやココアにも。


古い古いココアの缶です。
左側はスイスのスシャールというメーカーのもの。チョコレートもあります。
右側は日本でもお馴染みのオランダのヴァンホーテン・ココアのライバルだったドロステというメーカー。
このココア缶に描かれているのは看護婦さんで、当時(この缶は1930年代のもの!)ココアは滋養栄養があり、病人に良く効くと言われていました。
この缶はPUB缶の歴史を紹介した本にも載っているレア物です。



左側のチコレとココアの缶は上記にご紹介したスシャール製(女の子の缶)です。これには色違いでブルーのバージョンもあります。
右側はPUB物ではありませんが、約100年も前のホウロウ製のチコリ・コーヒー入れです。 字体もクラシックで素敵です。 主人はたまにノスタルジーから、今では珍しくなったチコリ・コーヒーを捜し求めては、懐かしそうに飲んでいます・・



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