ちょっと無骨なガラス容器たち・・

petitmatin2010-05-15

ブルゴーニュはまだまだ肌寒い日があり、初夏という感じには程遠いのですが、日本は早や30度を超えた日もあるとか・・  ちょっと懐かしさを感じさせるガラス製品を集めてみました。




ガラス製品は写真に撮るのが難しくて、特に文字が彫りこまれている物は特に大変です。 多分お判りになりにくいかなとは思うのですが・・
この2つの瓶はマスタード瓶で、マスタードの容器は古くは陶器製が多いので、ガラス製はちょっと珍しいです。
左の小さい瓶はLouit Frères et Co のマークがあり、これはボルドーにあったマスタード会社です。
右は我がブルゴーニュは地元ディジョンの1977年から続く Grey-Poupon の物です。 現在はディジョンの同じ場所に Maille のブティックがあります。 見て下さい、古い吹きガラス製ですから、気泡が入っています。





この2つのジャムポットは古い古いものです。 形もいびつです。 気泡も入っています。
底が小さめの形は現在大変に人気があるそうです。 こちらは1920年頃の物です。
小さくて帽子のツバの様な形のジャムポットはおそらく1900年前後の非常に古い貴重品です。 日常に使われるこういった食器は欠けたり割れたりして、本当に良い状態で残ってるのは少ないのです。




懐かしいソーダのアンティーク瓶です。 大きい方は「Gazeuse de Sididier de la Tour du Pain」という長い名前が付いていますが、要するにラムネの瓶ですね。 瓶の首の部分にコロコロ動く玉が入っていますよ。 1940年頃のもの。  小さい瓶は「SODA R.BONY」というメーカーのもの。 ブルゴーニュ地方の村で1820年頃から1920年頃まで生産されていました。 瓶を良く見ると、凝った市松模様がデザインされています。 ブションは今では貴重なファイアンス製(陶器製)でゴムの部分もちゃんと残っています。 こちらは1900年頃の本当に古い希少品です。


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