かつてカフェにタバコは欠かせなかった・・

petitmatin2010-09-07


前回の「おうちカフェ」グッズから、何となく続編です・・
昨年の冬からフランスでは公共の場では一切タバコが吸えなくなりました。
カフェも以前はタバコの煙がもうもうとしていたものですが、最近はスモーカーは雨が降っても、雪が降っても、寒くても暑くても、外でタバコを吸わなければなりません・・ちょっと、気の毒な気もしますが。
でもアンティークの世界ではPUBの灰皿は人気が高く、値段も高騰気味です。
今回ご紹介するのは、比較的小ぶりの物。



現在でも生産が続けられているアペリティフ「BONALボナル」のシンプルな灰皿。
このメーカーのシンボルは鍵で、この鍵で飲食の欲望を開こうと書かれています。
何のことは無い、BONALを飲んで、いい気分に酔っ払おう・・って事ですね。
素材はアルコパル、フランス製のファイアーキングです。



こちらは同じメーカーのアペリティフです。
アニス入りリキュールの「GRASグラ」と「PICONピコン」
製作された場所も同じ北フランスのオーキー(Orchies)のもの。 重ねる事も出来ます。
シンプルですっきりしていて印象に残ります。



こちらはとても珍しい灰皿です。 頑張ってオークションで落としました!
現在は無い、パリのルーヴル美術館の近くにあったデパート「ルーヴル」のPUB用灰皿です。
ここはライオンがトレードマークだったようです。
右側の渋いグリーンの灰皿には「全てのお客様のご要望にお答えします」的なキャッチフレーズがうやうやしく浮き彫りで書いてあります。  こちらは戦前の古い貴重品です。

    
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