久しぶりのクラシックなカフェボウル登場・・

petitmatin2011-07-31



7月の中頃の珍しく晴天に恵まれた日に、ブルゴーニュを代表する著名ドメーヌ「クロ・ド・タール」を幸運にも訪問する事が出来ました。 風格のあるプレートです。
このドメーヌはコート・ド・ニュイのモレ・サン・ドニにあります。
こちらの現在は使われていない古い古いプレス機です。
緩やかな傾斜に整然とブドウ樹が並んでいます。



今回は久々にクラシックな貴重なカフェボウルをご紹介します。
ブロカント商品の中でも、カフェボウルは人気者で、私がブロカントを始めた頃とは比べ物にならないほど値段が高騰し(一部の噂ではその殆どを日本人が買い占めてしまったからとか・・)、素敵なのを見つけても手が出せない状態です。
最近、偶然にも相次いで1930年代前後の古い古い、そしてポエティックな(詩的な)ボウルを手にする事ができました。



ず〜と欲しかったブルーのポショワール物(型染め)です。 
農家の女将さんでしょうか,家禽に餌をやっているシーンと、ご亭主でしょうか、シャベルを持って畑仕事をしているシーンが、物語のような絵付けで描かれています。
Gienジアン製直径11cmほどの小ぶりのボウルです。

良く使い込まれてあめ色になった直系15cmほどの大ぶりのボウルです。
何となく梅を思わせる赤い実のなった木枝に鳥が止まっています。
鳥と木枝はポショワール、赤い実は手描きで、ちょっと大きさが違っていたり、色付けがはみ出していたり・・手造りの温かみが伝わって来ます。
ディゴアン・サルグミンの貴重なボウルです。

こちらもディゴアン・サルグミン製の赤色一色のみを使った、直径13cmの中ぶりの素朴なボウルです。
縁飾りの赤いマルの点々は手描きで、いびつなのご愛嬌。


       **今回ご紹介した1930年代前後の貴重なカフェボウルにご興味のある方は、メールにてお問い合わせ下さい。 詳しい情報等をお知らせいたします。

                メールアドレス  petitmatin21@gmail.com