ダサくても・・・ワインものの灰皿

petitmatin2011-08-05



7月中頃に以前から興味のあった自然派のワインの造り手ジャン・ジャック・モレルさんをコート・ド・ボーヌ南部のサン・トーヴァン村に訪問することが出来ました。
自然派らしく庭には葡萄畑から出てきた大きなアンモナイトの化石が・・
鄙びた味わいのお宅兼醸造所は昔の郵便局!兼旅籠屋だったとか。
郵便物の集配だけでなく、郵便馬車の馬を休ませたり交換したり、時には夜ともなると乗り合わせた人々の宿ともなっていた建物です。



よくアルコール類のPUBの灰皿は見かけますが、今回は相当に「ダサくて気になる!」アンティークを2点ご紹介します。
有名なコニャック「ヘネシー」もの。
コロンとした形と単純な色使いと絵柄ですが、こういうのって中々あるようで無い。
ロゴと葡萄のイラストとヘネシー家のマークと判り易いです。

70年頃のものと思われます。



コート・ドール(黄金の丘)には名だたるワイナリーが沢山ありますが、こちらは我々ブルゴーニュに住んでいても中々お相伴出来ない高級品です。
普段は白ワインならマコンやリュリーを、赤ならヌーボーでお馴染みのボジョレーやメルキュレーなどが多いです。

こちらは
1849年から第二次世界大戦後まで続いていたマコンの有名ネゴシアン(ワイン仲買商兼生産者)だったPIATピアの貴重な灰皿です。
ネゴシアンの名前と本拠地マコンとボジョレーの名前入りのクラシックなもの。
コレクターやアンティーク・ブロカント界に詳しい人に聞いても、この灰皿は見たことが無いねと言われましたから、きっと珍しい物なのでしょう。
多分30年代の物と思われます。

      **今回ご紹介したちょっとダサくて珍しいPUBものの灰皿にご興味のある方は、メールにてお問い合わせ下さい。
          詳しい情報等をお知らせ致します。
  

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