秋の夜長に・・美味しいカフェを!

petitmatin2011-11-11

ここしばらくのブルゴーニュは霧雨模様のお天気が続き、黄色くなった落ち葉が歩道を覆いはや晩秋の気配です。
そんな小雨模様の中、先日小さな村で小さなお祭りがありました。


この美味しそうなパンを見てください。
ディジョンから車で20分ほどのグランクリュ街道沿いにFixinフィサンという村があります。
お隣は有名なジュブレ・シャンベルタン村で、その影に隠れて地味な存在ですが、優秀なワインを生産しています。
この村には何と16世紀の村共同のパン焼き窯があります。
今でも年に一度その窯に火を入れてパンを焼き、貴重なパンを販売しています。
そのパンの美味しいこと。 我々はあまりの美味しさに期間中の2日間連続でパンを買いに行った程です。




テレビの無い我が家では、秋の夜長は主人はラジオを聞きながらクロスワードパズルを楽しみ、私はお気に入りの作家のミステリーを読んだり雑誌をパラパラ・・
そんな時は、少し濃い目に入れたカフェが欲しくなります。
今回は味のあるコーヒーミル(moulin a cafe)をご紹介します。


こちらはパリからも遠くないSonnoisという村にあったメーカー「Menatechnic」のもの。
1950〜60年代までは生産していたようですが、その後途絶えてしまい、現在このメーカーのものは非常に貴重品です。
すべてメタル製で、いい感じにくたびれていますが、十分現在でも使用できます。



こちらはお馴染みプジョーのお色違いです。
プジョーは古くからコーヒーミルを生産していますが、このメタルと木を組み合わせた50年代のモデルが色んなカラーバリエーションがあって人気です。
私もこのシリーズは他にも赤やシルバー製などかなり集めています。
たまには、ゆっくりコーヒー豆をミルで引いて好みのカップで味わいたいですね。

   **今回ご紹介した50年代の貴重なコーヒーミルにご興味のある方は、メールにてお問い合わせ下さい。
        詳しい情報等をお知らせします。

            メールアドレス  petitmatin21@gmail.com