ノエル気分で・・ロイヤルコペンハーゲンの超レアものサンタさん登場

petitmatin2011-12-16


あれれ・・はや12月も半ばになってしまいました。
先月末から大風邪を引いてダウン。
今年のブルゴーニュの冬はまだあまり寒くはないのですが、雨模様のどんよりしたお天気が続いています。
それでも街はノエル気分が盛り上がって来ました。
左はディジョンのウィンドー、このお店のノエルの飾りが一番好きです。
右はパリのデパート「Le Bon Marche」のシックなブルーで統一されたイルミネーション。


ノエルはやっぱり美味しいお菓子とサンタさんが欠かせません。

このお二人はれっきととした「ロイヤルコペンハーゲン」製のお人形です。
左は雪の中をカンテラ下げてテクテクと歩いています、右のサンタさんはスキーに乗っかって颯爽と移動中でしょうか。

 

スキー・サンタはロイヤル・コペンハーゲンの陶器製の中でも「2001年初ヴィンテージの限定版」という貴重品です。
高さ10cm程のサンタさんですがヒゲの立派さといい、表情といい精緻に造られています。


こちらはスカンジナビアの民話に出てくる妖精トムテです。
彼は別名「北欧のサンタクロース」と言われていて、北欧の森の中に動物たちと一緒に暮らし、何故か「おかゆ」が好物という楽しい妖精です。
りっぱなお鼻とおヒゲがユーモラスです。
ちょっと判読しにくいのですが、スエーデンの有名な童話イラストレーターHarad Wiberg(ハロルド・ヴィバーグ 1908-1986年)のサインがあります。
こちらもフランスはもちろん日本でも殆ど見かける事ができない超レアものです。
ディジョンのオークションでコレクターのお宝が一気に売り出された時に、凄い争奪戦の末に手に入れたちょっと自慢のお品です。


 
最後は楽しいクッキーの箱なんですが、これは非常に珍しい物なんですよ。
本来お菓子が入っていない、お店の飾りとして置いておく「見本:NON REPRISE」なのです。
Pernot:ペルノーという1960年頃までディジョンにあった有名なお菓子メーカーのアンティークの箱です。
昔はメーカーがこういった見本をお菓子屋さんやデパートなどに配ったそうです。
特にこの箱はメタル製ではなく、紙箱なので普通は日に焼けて色が褪せたり、ぼろぼろになったりと保存状態が良い物は非常に少ないのです。
これと同じ箱がディジョンの「ブルゴーニュ生活博物館」に展示されています・・えっへん!!
戦前の貴重なものです。


    **今回ご紹介したロイヤルコペンハーゲン製の楽しいサンタさんと貴重なお菓子の見本箱にご興味のある方は、メールにてお問い合わせ下さい。
           詳しい情報等をお知らせ致します。

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